大半は、愚痴をぐだぐだ、書くところ。たまぁに絵も、あるけれど。たいしたことは、ないのですよ?
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | ∧top | under∨
呪われし宝石
2000-04-13 Thu 04:18
「へますんじゃねぇぞ、ローランサン」
「はっ、おまえこそな、イヴェール)」
母なる大地が育んだ奇蹟
世界最大と謳われし貴石
<30ctの赤色金剛石-トラントゥ カラット ディアマン ルージュ
所有者を変え渡り歩いた軌跡
特典は予約済みの鬼籍
<30ctの殺戮の女王-トラントゥ カラット レーヌ ミシェル>

鎖された<硝子-ヴェール>
優雅に眠る<宝石-ピエール>
過ぎ去りし日の夢の中
厳格なる<幻喪-ドゥイユ>
傳かざる<矜持-オルグイユ>
死神さえも腕の中
彼女こそが<女王-レーヌ>
抗う者は皆無 檻の外へは逃がさない
狡猾な<少女-フィーユ>
影と踊った<老婆-ヴィエイユ>
幾つもの首を彩った派手な<娼婦-クルティザンヌ>
泥に塗れた<王妃-レーヌ>
幾つもの首を刈穫った
廻り巡る<情景-セーヌ>
色鮮やかな幻夢 喪うまでは逃がさない

【祝い】が【呪い】に変わる 運命の皮肉
『彼女』の誕生にまつわる 知られざる<物語-ロマン>

男は掘った 薄暗い穴を 墓穴と知らずに
男は掘った 奈落へと至る 洞穴と知らずに
鎖された闇の中で『運命』(トワ)に抱かれ
寝食さえも忘れて 掘った 灯された詩(ウタ)の中で躍るように
侵蝕された歯車
<エ ティー ルトゥーヌ フォールメン>

男を誘う不思議な霧
眼前に現れたのは かつて見た事の無い美しき原石
その魔力に引き寄せられるかのように
男は震える手を伸ばした

【幸運-ビャン シャンス】
嗚呼 これまで苦労をかけた
可愛い<妹-ノエル>よ
【ビャン シャンス】
嗚呼 これなら胸を張って送りだせr…

←欲に眼が眩んだ<鉱山-ミヌ>の<管理者-コンシエルジュ>
←眼の色を変えた鷲鼻の<宝石商-コメルサン>
←我が眼を疑った隻眼の<細工職人-アルティザン>
←廻るよ廻る<死神-ディユー>の<回転盤-ルーレット>
→堅牢に見える倫理の壁にも
時に容易に穴が空く

【不運-マルシャンス】
嗚呼 帰らぬ兄を待ってる嫁けぬ妹
【マルシャンス】
嗚呼 変らぬ愛を待ってる冬の夜空

「もう イヴェールお兄様…」
頬杖 溜め息 人形師の娘
窓辺に佇む『双児』(フタゴ)の人形

「はあ いつお戻りになるのかしら…」

鎖された<硝子-ヴェール>
優雅に眠る<宝石-ピエール>
過ぎ去りし日の夢の中
忍び寄る<影-オンブル>
溶け込む緋の<闇-テネーブル>
盗賊達は部屋の中失敗(ヘマ)をすれば<刑罰-ペーヌ>
命を懸けた任務 狙った獲物(モノ)は逃がさない

「やばい ずらかるぞ!」「おい 待ってくれよ!」
白馬に乗らず<王子-プランス>
些か乱暴な<接吻-ベーゼ>
嗚呼 『彼女』が再び世に解き放たれる

母なる大地が育んだ奇蹟
世界最大と謳われし貴石
トラントゥ カラット ディアマン ルージュ
所有者を変え渡り歩いた軌跡
特典は予約済みの鬼籍
トラントゥ カラット レーヌ ミシェル

「其処にロマンは在るのかしら?」

別窓 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | ∧top | under∨
<<星屑の革紐 | HOME | 見えざる腕>>
この記事のコメント
コメントの投稿

管理者だけに閲覧
 

 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。